応募から結果通知までの流れ(外務省 平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業:プライマリーコース)

プライマリーコース

みなさんこんにちは。このブログを読んでいる人の中には今後国連で働いてみたい、という方もいるのではないでしょうか。国連への入り方は残念ながら簡単ではありません。私も大学生のころから憧れを持っていましたが、30代前半にようやく入ることができました。今から振り返ってみると「あの時こうすればよかった」と思うこともあるので、これから国連を目指している方の役に立てれば嬉しいです。

さて、今回は外務省が実施する平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業のプライマリーコースの応募から結果通知までについて書きたいと思います。応募から研修、海外派遣までの流れの概要は以下の通りです(HPCのホームページを参照し作成)。最新の情報については同ホームページをご確認ください。

<応募受付期間>

毎年7月~8月末頃

<応募資格>

  1. 今後平和構築・開発分野(法律、行政、教育、保健・衛生、環境、後方支援(調達、IT、人事、メ ディア等を含む)等)において活躍する強い意志を有する者
  2. 平和構築・開発に関連する諸分野で 2 年以上の実務経験がある者(インターンやボランティア経験 等も考慮します)
  3. 大学学部卒相当以上の学位を有する者
  4. 誕生日が 1982 年 4 月 1 日以降、1997 年 4 月 1 日以前である者(25歳~39歳)
  5. 日本国籍を有する者
  6. TOEFL iBT 90 点、TOEIC 900 点、IELTS 6.5 点以上もしくはこれと同等の英語力を有する者
  7. 原則として国内研修・海外派遣に全て参加することができる者
  8. 研修への参加に支障がないことが想定できる者(主に健康面)

*令和5年度(2023年度)から応募者の最低年齢が27歳に、必要実務経験が3年以上に引き上げられる見込みです。

<選考過程>

書類審査+英語面接+レファレンスチェック

<提出書類>

  1. 所定の申込書(ウェブサイトでダウンロード可)
  2. 平和構築・開発分野における具体的なキャリアプランに関するエッセイ
  3. 語学力を証明するもの 応募締切日から過去 5 年以内に受験した TOEFL、TOEIC、IELTS 等の成績証明書又はスコアシート
  4. 誓約書(ウェブサイトでダウンロード可)

<研修期間>

  1. 国内研修(広島):1月下旬~2月中旬(約5週間)
  2. 海外派遣:3月以降~1年間

私が参加した2018年度では書類選考結果が10月下旬、面接が11月頭、最終結果通知が11月上旬というスケジュールでした。合格に近づけるために工夫できるのが、書類(申込書+エッセイ)と面接対策です。次回は合格者の視点から工夫したこと、これから応募される方へのアドバイスをまとめたいと思います。

 

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