みなさんこんにちは。このブログを読んでいる人の中には今後国連で働いてみたい、という方もいるのではないでしょうか。国連への入り方は残念ながら簡単ではありません。私も大学生のころから憧れを持っていましたが、30代前半にようやく入ることができました。今から振り返ってみると「あの時こうすればよかった」と思うこともあるので、これから国連を目指している方の役に立てれば嬉しいです。
さて、今回は外務省が実施する平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業のプライマリーコースの面接についてコツとアドバイスをまとめたいと思います。面接は準備の有無でかなりパフォーマンスが変わってくるので、しっかりと準備をして臨んで下さいね。
私が受験した2018年は外務省が試験会場でしたが今年はオンラインでの試験になるそうです。面接は全て英語で行われ、2018年は面接官が4人(HPC, UNV, 外務省の方々)くらいだったと記憶しています。以下の項目は出題される可能性があります。
また、国連の面接ではCompetency Based Interview (CBI)という独特な形式で質問されます。プライマリーコースの面接でもCBIで質問が来る可能性があるので、馴染みがない人はCBIがどんなものかを知っておくとともに、想定問答を準備しておくことをおすすめします。国連で面接に臨む際もJob Description (求人票)をよく読んで、質問される可能性のある項目をCBIで準備しておくことで面接のパフォーマンスが上がります。CBIについて、効果的な回答方法については別記事で詳しく書きますので、良く知らない方は参考にしてくださいね。この記事がプライマリーコース受験を考えている皆さんの助けになれば幸いです。
- 自己紹介、これまでのキャリアと何故あなたがプライマリーコースの研修生として相応しいか
- 何故海外派遣先に〇〇(UNDP, UNICEF, WFP等)の国際機関を志望したのか
- 回答の際、その組織のmission statement等キーワードを言い、それに対する自身の思いを述べると好印象
- United Nations Core values and Competencyに関連する質問(これまでの業務経験等に絡めて質問される可能性あり)
- Core values
- Integrity
- Professionalism
- Respect for Diversity
- Core competency
- Communication
- Teamwork
- Planning & Organization
- Accountability
- Creativity
- Client Orientation
- Commitment to Continuous learning
- Technological Awareness
- Core values
- ボランティアリズムについてどう思うか、国際機関で正規職員ではなくUNVが働く意義